森林ボランティア よこおみち森もりの会のブログ

よこおみち森もりの会の日々の活動等を適宜掲載しています。

ウツギノヒメハナバチ

5月21日 
昨日 よこお野路菊の丘にての活動中、自生のウツギの満開の花に群がる蜂を見つけ、皆で珍しい蜂だな、なんという蜂だろうと話をしていました。
メンバーの一人が、帰宅後調べて 次の報告をしてもらいました。
「ミツバチにしてはほっそりしていて色も黒っぽい。しかしなぜ同じ種類のコバチばかりこんなにウツギに群がっているのだろう?不思議に思えました。いずれにしても花に群がっているので肉食性ではなく花粉や蜜を食べているハナ蜂のグループであろうと判断して調べたところ「ウツギノヒメハナバチ」という種類のハナ蜂であることがわかりました。この蜂のおもしろいところは完全にウツギの花に特化し依存していることです。毎年5月下旬のウツギの花の開花に合わせて羽化し、ウツギの花の花粉と蜜を地中に作った巣穴に持ち帰り、そこで花粉団子にして産卵するそうです。やがてウツギの花がなくなる頃にはウツギノヒメハナバチは一生を終えるそうです。羽化してほんの少しだけ地上の生活を経験するのですがそれもウツギの花粉と蜜集めの毎日です。自分は人間に生まれて良かったなと思います。
一方花粉団子に産み付けられた卵はやがて孵化し幼虫となり、一ヶ月ほど幼虫は花粉団子を食べてやがて蛹になり翌年の5月まで地中で眠ることになります。まさにウツギの花の開花に合わせてライフサイクルを営んでいることになります。ほんとうにウツギと共に進化してきた特殊な蜂だとわかりました。」
そのものズバリですが、なんともうれしくなる名前です。
今日も蜂は、せっせと花粉と蜜を集めていました。

ウツギの木は、明石海峡大橋の見えるところにあります。
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昨年 刈込過ぎて 花がすくないのが残念です。
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後ろ足に花粉をいっぱいつけています。
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すぐそばの雑木林入口のモチツツジが満開。子供の頃 つつじの花をとって、蜜を吸ったことを思い出します。
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